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2016.05.18(Wed)

書くたび書くたびご無沙汰 

はいどうも。書くたび書くたびご無沙汰してます。
モノカキのモチベが低下していく中、何とかこれだけはと思って準備してました。
その結果が、3日クオリティです。さらに、なかなかこれといった流れが浮かばない。
断片的な、というか、ワンシーンならすぐ出てくるんです。でも流れに乗せられないんです((
そして構想が浮かばないまま時間だけが過ぎていきます。気が付いた時には3日前。


言い訳はこの辺りにして、今年の捧げ物とまいりましょ。


                      とある鎮守府のかしまし軍団



「…え、またですか?」
話を聞くなり、リコが返す。
そしてその表情は、あまり気は進まなそうなもの。
「ええ…それが、今日は1日、月の国に行かなければならなくて…私のいる鎮守府で代理をお願いしたいんです」
申し訳なさそうに言うセリアに、
「リクの方が慣れているんですし、リクに頼んだ方がいいような気が…」
「リクさんには真っ先にお願いしたんですが…断られてしまいました。それどころじゃないようで…」
「聞き捨てなりませんね。セリアさんからの頼みを断るなんて。仕方ないですね、私が直接リクに連絡を…」
そういうなりリコは電話機に向かい、ちょっと借ります、と一言。
何度かコールがあり、電話を取る音がする。
『なんだよ! 今忙しい!』
「どういう事ですかリク。セリアさんからのお願いを断るなんて」
『こっちはそれどころじゃねーんだよ! 中枢泊地攻撃作戦の真っ最中なんだっての!』
「…はい?」
「そういえば…リクさんがいる鎮守府では、前線飛行場を設営した後、敵勢力の重要拠点の1つを発見したとの事で、その攻撃作戦をしてると聞いてはいましたが…でも…」
「でも…なんですか?」
「1週間前からなんです…」
「という事は、リクは相当手こずっている、と」
『うるせー!』
リクが返した直後、
『神通より、提督へ』
『どうした』
『提督、申し訳ありません…敵泊地への攻撃を敢行しましたが、抵抗が激しく、敵泊地の破壊には至りませんでした…こちらの被害も大きい状態です。艦隊、帰投します…』
電話口の向こうから、申し訳なさそうな声が聞こえてきた。
『……分かった。くそっ…しぶといな…』
何かを強く叩く音も聞こえた。
『本当に…申し訳ありません…』
『とにかく…戻ってこい。入渠と補給が済んでから細かい報告は聞く』
『了解いたしました。これより、帰投します』
『…とまぁ、聞いての通り、こんな状況で今はこっちの鎮守府はてんやわんや。余裕がねーんだ』
「は、はぁ」
『それに今、攻撃緩めたら敵からの反撃も考えられる。うかうかしてらんねーんだよ。じゃ、そういう事で』
「あ、ちょっ…!」
止める間もなく、電話を切られた。


「…やっぱりダメだったみたいですね。作戦中、だったのでは?」
「ええ…途中で、前に会った神通さんの声が聞こえてきましたよ。凄く恐縮してました」
「そういう状態ですので、リクさんはおそらくご自分の鎮守府からはしばらく動けないかと思います…」
「肝心な時に役に立ちませんね」
「なので、引き受けていただけると…」
「でも、引き受ける云々以前に、指揮なんて私やった事ないですよ。前にリクから頼まれた時も、なんやかんやで最終的にリクが戻ってきて…」
「大丈夫です。仮に指揮する機会があった場合、轟沈さえさせないでもらえれば。轟沈させたら……分かっていますね?」
「…セリアさん、何だか怖いです」
「当然です。轟沈は、艦娘にとっては死も同然なんですよ」
セリアが珍しく語気を強めて言った。
「は、はぁ…」
「という訳ですので、今から私の鎮守府へ…」
「結局やるんですか…」



「提督ぅ~! 何か任務はないんデスカー!?」
やってくるなり、いきなりセリアに詰め寄ってきた人物。
(この人、前にリクの鎮守府で会った榛名さんと似た服…)
「少し落ち着きましょうよ金剛さん。今、順を追って話しますから」
セリアが宥めると、金剛と呼ばれた女性はリコの方を向くなり、
「んー? このLadyは、New faceデスカー?」
「この方は、私や、お隣の鎮守府にいるリクさんの仲間の…」
「あ、リコ、です…ところで、金剛さん、でしたっけ、前にリクの鎮守府で会った榛名さんと服が…」
「Yes! 榛名は私のSister! 妹デース!」
「い、妹!?」
「ええ。ここにいる金剛さんは、榛名さんのお姉さんにあたりますね」
「と、それより提督ぅ! 暇デース! 何か任務はないんデスカー!?」
「暇なのは平和な証拠ですよ」
「うぅー!」
明らかに不満そうな金剛にセリアは、
「ところで、今は金剛さんしかいないんですか? 四本柱の他の皆さんは?」
「川内は夜戦疲れで寝てマース」
「でしょうね」
セリアがすぐに頷く。
「隼鷹はお酒飲んでマシタ」
「でしょうね」
またも頷く。
「足柄は部屋で婚活サイト漁ってマース」
「でしょうね」
もう一度頷く。
(セリアさんの所にも、リクの所みたいに中核になる方々がいるみたいですが…なんというか…)
「リコさん?」
「えっ?」
「どうしました? 何か考え込んでいるようでしたが…」
「いえ…その四本柱というのはなにかなと…」
「つまるところ、リクさんの所の『艦隊四天王』と同じようなもの、言えば分かりやすいでしょうか」
「それで、その方たちは、どんな…」
リコがセリアに聞くと、
「そうですね……皆さん面白い方々ですよ。…あ、いけない! 早く行かないと!」
「提督ぅ?」
「金剛さんごめんなさい! 私、今日用事がありまして、1日いられないんです!」
「ええ!? それじゃ更に暇になるデース!」
「なので、他の方々をリコさんに紹介して差し上げてください! ではリコさん、あとはお願いします!」
「え、ちょっと、セリアさん!?」



「慌ただしいデスネー」
「あんなセリアさん初めて見た気がします」
「じゃあ…提督もああ言ってた事ですし、四本バシーラを紹介シマース!」
「は、はぁ…」
しかし、この段階でリコが考えていたのは、
(……なんで外国語とごちゃ混ぜなんでしょう)
「えー、じゃあまずは…アシガーラの所に行きまショー」
「アシ…ガーラ…?」
「早い話が足柄デース」
「なら最初からそう言ってもらえると…」
リコが訴えるが、金剛は無視し、
「さあ、アシガーラのRoomにLet's Goデース!」
(なんかやりにくいですね)


「Hey! 足柄!」
「金剛? 何の用かしら? 今、新作カツカレーの開発で忙しいんだけど」
「あの…この人が?」
「Yes! 彼女が、婚期を逃しつつある足柄デース!」
「なんですってぇ!? って、金剛の隣のあなた、見ない顔ね」
「紹介シマース。提督のFriendの…」
「あ、リコです…… あれ? また、同じような服装を見たことがあるような…そう、リクの所にいた羽黒さん」
「ああ、羽黒に会っているの? 羽黒は私達、妙高型重巡四姉妹の末っ子。ちなみに私は三番目」
「ついでに言うと、私も榛名も金剛型戦艦四姉妹なのデース。私が一番上で、榛名は三番目なのデース」
「そんな訳で、足柄よ。って金剛! 婚期を逃しつつあるって失礼ね!」
「提督も納得してたデース。足柄は多分婚活サイト覗いてるだろうって」
「うっ」
「本当に覗いてたんですか」
「い、いいでしょ別に! そんな事より、新作カツカレー、食べていきなさいな」
いつ準備したのか、足柄はリコと金剛の前にカツカレーが盛られた皿を2つ差し出す。
「…金剛さん」
「何デスカー?」
「この足柄さんの、お料理の腕前というのは…?」
「壊滅的な腕前って訳ではなかったはずデース」
「なら、食べても…」
リコはスプーンを手に取り、カレーを口に運ぶ。口に入れたのと、
「あ、でも…」
金剛が何かを付け足そうとしたのが同時だった。
「!!!」
「あ」
時すでに遅し。
(か、辛すぎる…! でも、それでいて美味しい…! この不思議な味は一体・・・ !?)
「どうかしら? 足柄特製、スペシャルスパイスをブレンドしたカツカレーの味は」
「足柄はやたらと辛みを追加する癖があるデース」
「そ、それを先に言ってください…」
「あら、辛いのはお嫌い?」
「何と言いますか…不思議な味でした、これ」
「不思議な味…?」
「確かに相当辛いんですけど、それでいて美味しいんですよね…不思議です」
「そう、それよ! それを狙っていたのよ! …よし、これでこの鎮守府お料理No.1の座は私の…」
「でも多分セリアさんには勝てないと思います」
「そう、そこよ…」
リコの言葉に、足柄、急に意気消沈。
「あの提督、とてつもない料理スキルを持っていて…勝ち筋が見つからないのよ!」
足柄は嘆くが、リコは
「いやぁ、いくらなんでもこればかりは相手が悪すぎるかと…」
「それに、私のカツカレーでやたら胸焼けが続出するのよ!?」
「足柄はカツを揚げすぎデース」



「さて、次は…ここデース」
金剛は、ノックもせずに部屋のドアを開ける。
「zzz…」
「Hey! 川内! 起きるデース!」
「え、なに!? 夜戦!?」
いきなり飛び起きてきた。
「何寝ぼけた事言ってるんデスカー? まだ昼デース」
「夜戦じゃないのー? じゃあ寝る…」
「起きるデース! お客デース」
「んぁ?」
「あ、お休みの所すみません…リコです…」
「提督のFriendデース」
「…あれ?」
「ん? なに?」
不思議そうな表情でリコに見られている事に気づいた川内が聞く。
「その服装も、どこかで見たことあるような…そういえば、リクの所にいた神通さんに似てる服装…」
「あ、神通の事知ってるの?」
「え? ええ…」
「神通は妹だよ、私の」
「い、妹!?」
「そ。で、どうなの? 神通、元気でやってた?」
「え、ええ、まぁ」
「そっか。ならよかった。ふぁ…」
言うなり、川内は再び布団に潜ってしまった。
「夜になったら起こしてー」
「……あの、いいんですか? 起こさなくて」
「夜の方が元気なんデース。多分今日も夜になると夜戦演習で騒がしくなりマース」
「は、はぁ…」



「これで、四本バシーラはあと1人デスネー」
「確か…最初の話だと『隼鷹』さんという方、でしたか」
「多分、まだお酒飲んでるはずデース」
「こんな昼間から…?」
「隼鷹は思考の殆どがお酒と言ってもいいくらいデース。…っと、ここが隼鷹のRoomデース」
金剛はまたもノックをしない。
「Hey! 隼鷹! お客さんデース!」
「お? マジで? いや~、1人で飲んでるの退屈でさぁ。客って金剛の隣にいるその子? こっち来なよ、ほらほら」
「え、あの…」
「提督にも飲もうぜって言うんだけどさぁ、あの提督お酒弱くてさぁ」
「確かにセリアさん、どっちかというとお酒はあまり強くはないといいますか…酔うと凄いです、いろんな意味で」
「んで、金剛の隣のアンタ」
「リコです…」
「ああ、はいはい。リコね。うん。…あ、そうだ、言い忘れたね。あたしが隼鷹さ。で、あんたは提督のダチかい?」
「え、ええ」
「よっし、じゃあ歓迎会だ歓迎会! でもって金剛! 酒保からどんどん酒持ってきてー!」
「え、そんな歓迎会だなんて…」
「えーんりょすんなってぇ~! さぁ、思いっきり飲むぞー! ひゃっはぁー!!」
「だ、だ、誰か助けてぇぇぇ……」
「チョットマッテテー、と言いたい所デスガ…こうなったらもう隼鷹は止められないデース。…Good Luck!」
「そんなぁぁぁぁぁ…」
「ひゃっはぁー! 酒だ酒だー!」




数時間後…
「ふぅ…だいぶ遅くなってしまいました…」
鎮守府に戻ったセリアが執務室に戻ると、
「…? リコさんがいない…」
不思議に思っていると、後ろから、
「テートクぅ…」
「こ、金剛さん? どうしました?」
「隼鷹の酒盛りに付き合わされたデース…吐き気と頭痛がシマース…」
「せっかく揚げたカツを酒につまみだって持っていかれたわ」
「夜戦でもないのに隼鷹に起こされたんだよー…」
金剛だけではなく、足柄と川内も文句を垂れていた。
「…つまりは、隼鷹さんがいつも通りでした、と。それで、リコさんは?」
「彼女も巻き込まれてたわ。隼鷹の酒盛りに」
足柄が答える。
「ええ!?」
セリアは隼鷹の部屋へ直行。
「ちょっと、隼鷹さん!?」
「まだ…まだ飲めるって…zzz」
一升瓶を抱えたまま寝言を言ってる隼鷹。
「ううぅ……頭がガンガンする……」
壁に寄り掛かった状態で虚ろな目のリコ。
「相当隼鷹に飲まされたみたいだね、あの子」
川内が呆れて言った。
「そこそこ強いはずのリクさんも過去に隼鷹さんに潰されたんですが…ああ、リコさんまでもが犠牲に…」
「……どうするの、提督? 隼鷹の目が覚めたら、また飲ませにくるかも知れないわよ」
「そんな事されるととんでもない事態になるのでリコさんを移動させましょう」
「もう既にとんでもない事態な気がシマース」



数日後…
「まったく、酷い目に遭いましたよ…指揮の機会がなかったからよかったようなものの」
「すみません…隼鷹さんにはよく言っておきましたので…」
セリアはただただ平謝り。
「でも、言っても聞きそうにない気がします」
「でしょうね…でも隼鷹さん、リコさんの事気に入ったみたいですよ? 『なかなかいけるクチだ』とも。また連れてきてくれとも言ってました」
「丁重に辞退させていただきます」
「うーん…隼鷹さんには前にリクさんも潰されてましたからね…後で隼鷹さんが神通さんに怒られてましたし」
「お酒……しばらくはいらないです……」



                    END




…という訳で、誕生日おめでとうございます。
リコさんへの今年の捧げ物です。まさかの続編系読み物。
しかも去年に続いて「艦これ」です。


去年のコメントの「セリアさんは誰を使っているか」というのを拾った結果こうなりました。
一応四本柱の人選は、ダメトレ鎮守府の艦隊四天王の方々の性格とは逆な艦娘を中心に選定してます。
ダメトレ鎮守府の四天王は大人しめな方々なのに対して、嫁鎮守府はテンション高めな方々。
ストッパー役がどちらなのか、といった感じでしょうか。
ダメトレ鎮守府は艦娘が、嫁鎮守府は提督がストッパー、みたいな。
今回ダメトレの出番は少な目。時々はそういうのがあってもいいじゃないか!(

ラスト近くになると、艦これ屈指の飲兵衛である、ヒャッハーさんこと隼鷹さんがヒャッハーしてます。
でも「誰か助けて(ダレカタスケテー)」と「チョットマッテテー」は、艦これネタではありません。ラブライブネタです((
そしてこれはかよちんネタですが私の推しメンはことりちゃんです(何


以上です。どうぞ!
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かしまし軍団なのに鹿島ちゃんがいないやん!
猛虎魂ブレ | 2016年05月21日(土) 23:03 | URL | コメント編集

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